誠光社

2015年9月16日

テーマ：各種情報

コラムカテゴリ：出産・子育て・教育

私は恵文社という書店が好きで、時々一乗寺店や長岡京駅前店に行くのですが、その元店長さんが、誠光社という書店を立ち上げるそうです。上京区河原町丸太町路地裏で開店予定とのことです。
こちら
本屋、出版社が本当に厳しい時代になりました。もはや、本屋のみのビジネスモデルは難しい時代なのかもしれません。カフェなど何かとタイアップしていくことが主流になっています。しかし誠光社さんは、新しい本屋の形を提案していかれるそうです。今本屋と言えば、大手しか思い浮かびません。昔は、ジュンク堂など大きな本屋に行けば、わくわくしたものですが、それは町の小さな本屋が主流の時代のことでした。その町の本屋はほとんどなくなってしまいました。私の自宅近くの本屋も最近なくなりました。大手が悪いのではなく、小さな本屋が生き残っていけないところが問題だと思うのです。そのうちどんどん格差が開いて、個人レベルではどうにもならないような時代になったかのように思えます。この大手一極の時代に、今から本屋を作るのは本当に勇気のいることですし、厳しい戦いになることを想定した上で、勝算を見出しているのかもしれません。是非応援させていただきたいと思います。
ちょうど、京都コムニタスでも、人材を得て、出版事業を立ち上げることができそうな状況になってきました。その点で、他人事とは思えず、共感した次第です。近いうちにホームページもリニューアルする予定で、そこに出版事業立ち上げの告知もさせていただく予定になっています。一気には難しい面もたくさんありますが、地域に密着して、質の良いものを作っていくことを初心とするのは、京都コムニタスの基本理念ですので、それを継承した出版事業もしていきたいと考えています。

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