京都光華女子大学で公認心理師に関する取材をさせていただきました(前編)
昨日、公認心理師試験の合格発表がありました。幸い当塾の関係者は、(連絡をくれる人は)合格していました。主任が落ちたら何かしらパワハラをしてやろうかと思っていましたが、無事に合格したようです。その他にも続々と合格の報をいただいています。中には模擬試験を受けていただいた方々、遠くは九州の方や仙台の方からも御礼をいただきました。すこし恐縮しております。お役にたてたとすればこれほどうれしいことはありません。
はじめての試験でしたので、前例もなく、過去問もなく、レベルもしれず、受験者数、合格者数、最低点などなど重要情報がまったくわからない中での手探りの中での受験は本当に不安だったと思います。合格発表日が近くなるにつれて、ネット上でも不安の声がたくさんあがっていました。不安になるとかどうかは定かではありませんが、どこかで聞いてきたような情報があたかも事実であるかのように拡散されますが、それにともない、私もたくさん質問をいただきましたが、私としては、予測以上のものではないので、とにかくふりまわされず、今はしっかり待ちましょうと、あまり良いとは思えませんが、終盤はこの回答しかしていません。
こちら
結果として、受験者数 35,020人、合格者数 27,876人、合格率 79.6%という数字が出ました。この数字をどう見るかが、私たちの仕事ですので、これからいろいろ考えていこうと思いますが、重要な情報としては、D1ルートの人が、14513人合格者で、合格率が86.2%でした。また、Gルートの人が、12183人合格で、73.4%でした。それから逆算するとD1もGも、それぞれだいたい17000人くらいが受験しています。D1の大半は現臨床心理士でしょうから、臨床心理士の約半分が受験したことになり、あと2万人くらいの臨床心理士が公認心理師にならずに残ったことになります。Gルートは現任者講習を受けた人です。もちろん、臨床心理士でも現任者講習を受けて、Gで受験した人はいますので、確実ではありませんが、最初2万人くらいが募集されていて、すぐに埋まりましたので、3万人くらいは受けたと推定する情報もあります。もちろん、受験資格を得られないこともありましたので、全員が受けることはないと思いますが、やはり受験しなかった人もかなりいたのではないかと考えられます。
つまり、今回受験した方は、実はかなり勉強をして、それなりに自信をつけた方が多かったのだと思います。だから6割という点数を約80%の人がとれたのだと思います。仕事がある中、手探りでしっかり努力して、受験して、合格を得られた方々に敬意を表します。
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