セミナーのお知らせ（続）
昨日、帝塚山大学の学長先生、心理科学研究科長、事務職員の御三方に当塾までお越しいただきました。まずはわざわざお越しいただいたことに感謝します。昨年も5月にお越しいただきました。学長先生が本当に気さくにお話いただき、毎度恐縮しきりです。今年は、公認心理師に関する情報交換をさせていただきました。帝塚山大学様は、昨年から大きな動きをしておられ、実習先の確保については、抜群の質量を誇ると言えます。特に司法、犯罪分野で実習先を確保している学校は少ないと思います。毎回、ご連絡をいただいている事務職員の方が本当に素晴らしい方で、様々な大学や省庁とも綿密に連絡を取り合い、情報収集に余念のないところが、幅広い連携先の確保につながっているのだと思います。毎年、この大学院には、当塾からの入学者がおり、私としても身近に感じてきました。今年の入学者の名前も把握しておられ、学生への関心の高さが、この大学院の最も良いところだと考えています。是非、大学院を選ぶ時は、先生や事務の方々の学生への関心度を見てもらえれば、明確になると思います。
今回、私も、可能な限りの公認心理師関連の情報提供をさせていただきました。最初にこの試験対策に挑んだ姿勢について、学長先生からお褒めの言葉をいただきました。いずれ何らかの連携ができればと期待しています。
帝塚山大学様は、現時点では、臨床心理士指定大学院であることの姿勢は崩されないとのことでした。その上で公認心理師にも力を入れていくということで、しっかり合格できる体制を整えておられます。今の段階では、このような学校が良い学校だと考えています。臨床心理士を切り捨てて、公認心理師のみにシフトするという学校は、少ないですが、何からしらの事情を抱えていることが多く、先生方も苦渋の決断をしているという印象です。ただ、これから先は、私の印象としては、どうなるかわからない面が多く、どの大学も頭を悩ませているという印象です。今まで、指定大学院でなかった学校が、公認心理師を始めるというところもありますが、そういった学校を希望される場合は、よく見学させてもらってから、決断した方がいいと思います。公認心理師ができたからこそ、余計に学校選びは重要になります。良い学校を選びましょう。
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