まずは日本語力を重視しましょう
6月に入りました。6月は過ごし方が難しい時期です。塾内にも、何をすべきか迷っているという相談をよく受けます。5月が終わり、気持ちが切れかけてる。梅雨が鬱陶しい。雨で外に出たくない。暑い。でも、入試が後には引けないくらい近づいてきているから不安。この時期になると、受験を9月ではなく2月に先送りしたいと言ってくる人が出ることがあります。今年は今のところありませんが。私としては基本的には一番近い試験を受けるようにすすめています。今年は特に臨床心理士指定大学院については、早めに受けた方がいいと強調しています。今年は公認心理師試験が9月9日にあるため、社会人でこれまで臨床心理士指定大学院受験をしようとしていた人も、Gルートで公認心理師を受験するという人が多くおられますので、その分、臨床心理士指定大学院の社会人の受験者は減少するのではないかと予測しています。特に9月の受験は受けておいた方がいいと見ています。
本来は6月は一番学科を勉強したい時期です。
6月は学科の訓練の充実を図る時期なのです。当塾で言えば、3月くらいに入塾された方であれば、当時手も足も出なかった英文がちょっと読めるようになってきたくらいになっています。それが実感できている人と、まだまだ実感が伴わない人はいますが、それなりに成果が少し出るころです。しかし、成果が出始めると、余計に不安になることもあります。加えてこの6月のという独特の季節感。6月は相変わらず休日がありません。(そもそも私たちには関係ありませんが)この時期はなかなかポジティブになりにくいものです。そこで私はこの時期にREBTの授業を入れて、不安といかに向き合うかについて示しています。REBTは健康でネガティブですので、この時期に適切です。また、この時期は、計画的に勉強ができる人と、そうでない人との差がで始める時期ですので、計画を作るようにも言っています。学生の方は、教育実習などで、実家に帰らないといけなくなる人も出ます。そのような方にも少々無理して、土日だけ来てもらったり、そのほかでも研究計画等の相談で連絡を取り合うなど、コミュニケーションを切らないように心がけています。コミュニケーション、意識、モチベーション、ルーティンワーク全部切ってはならないの6月だと言えると思います。
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