心理的アセスメント①-ブループリント「⑭心理状態の観察及び結果の分析8%」
今、最もよく受ける質問です。毎日たくさんお問い合わせをいただいており、ありがたい限りです。すでにお伝えしている通り、公認心理師国家資格試験は今年は9月9日に行われます。出願期間は2018年5月7日(月) ~6月1日(金)消印有効となっていますので、残り期間は約2ヶ月です。まずは出願資格の確認と、特にGルートで出願する方は、提出書類を整えることを意識しましょう。そして、国家試験までは半年足らずと見るべきですので、計画的に勉強をすすめていく必要があります。今回受験される方の多くは現臨床心理士になろうかと思いますが、臨床心理士と言えども、対策をせずに受験すると合格できないかもしれません。よくうわさレベルでは、初年度は簡単な問題が出るという情報が出ますが、公認心理師の場合、心理学の問題は、臨床心理士からすると、それほど難しい問題ではないのかもしれませんが、かなりの幅広さが求められていますので、それをカバーすることを考える必要があります。捨てる範囲を作るのか、作らず、少しでも幅を広げることを考えるのかは、各自の戦略になりますので、今のうちに考えて、方針を決めておいた方がいいと思います。特に以下の⑫から㉓までは合計すると、74%になります。これらは専門性がわかれるところで、得意な人と全く触れたこともないという人とに別れやすいところです。
⑫ 発達 約 5%
⑬ 障害者(児)の心理学 約 3%
⑭ 心理状態の観察及び結果の分析 約 8%
⑮ 心理に関する支援(相談、助言、指導その他の援助) 約 6%
⑯ 健康・医療に関する心理学 約 9%
⑰ 福祉に関する心理学 約 9%
⑱ 教育に関する心理学 約 9%
⑲ 司法・犯罪に関する心理学 約 5%
⑳ 産業・組織に関する心理学 約 5%
㉑ 人体の構造と機能及び疾病 約 4%
㉒ 精神疾患とその治療 約 5%
㉓ 公認心理師に関係する制度 約 6%
さらにここには㉓以外でも法律の知識が必要になることが予想されますので、臨床心理士の方々にとっての勉強は、このあたりが鍵になると考えられます。
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