セカンドキャリアとしての臨床心理士
昨年も同様のコラムを書きましたが、公認心理師ができて、臨床心理士指定大学院のあり方に変化が生じています。この時期は毎日のように受講相談に来ていただいていますが、私がどの人にも、いつも言うのは、臨床心理士指定大学院に行くことを決意した方は、予備校に行く、行かないかは別にして、まず決めないと行けないことは、概ねの学校を
決めることです。一つだけにするのか、複数受験するのかだけでも、状況はかなり変わります。臨床心理士指定大学院の場合、複数受験するのが妥当だと思います。それは、安全策という側面だけではなく、今や全国にかなりの数があります。日本臨床心理士養成大学院協議会によれば、168校の指定大学院があるとされています。そうなると、臨床心理学はかなりの大学で勉強できるわけですので、様々な大学を経験することができる可能性があるわけです。私は、何度も言っていますが、様々な大学を経験することは良いことだと考えています。せっかくたくさんの指定大学院があるわけですので、やはり自分に合った学校を探すことが重要です。なんと言っても大学院修了の学歴は、自分の人生にとって非常に大きな影響を持ちます。特に臨床心理士指定大学院は臨床心理士の資格に直結しますので、尚、その選び方とそこで受けた教育が重要になってきます。これからは公認心理師に向けた教育も重要な選択基準になると考えられます。公認心理師は卒論や修論など研究はありませんが、国家資格であることの強い自覚と関係行政論、法律の知識は豊富になければなりません。教員の力量がむしろ問われます。そのため様々な情報が必要になります。当塾のホームページには、塾を出た人に各指定大学院の中を調査をしています。学校によっては、「とんでもない!」と言いたくなるところやシステムもあります。
教員が学生をお前呼ばわりしたり、「そんなことはバカがやることだ」と恫喝したり、卒論の試問で、質問ができない教員がいるなど、散々な大学もあります。それでいて、「大学院にいく奴はボコボコにする」と全力のパワハラ発言までする教員もいます。こういう学校は内部生が見捨てていますから、そこは選択基準として重要です。どこが良いか、選択基準が全くわからないとお考えの方は、是非一度当塾までお問い合わせください。大学院選びは人生に関わってきますので、慎重に選ぶのは当然のことですが、当塾で考える最重要ポイントを一つあげれば、教員の学生に対する関心度です。もちろん、数値化はできませんが、主観的評価でも良いので、この関心度を査定しておくことが重要です。教員が学生にどのくらい関心を持っているかを知る手っ取り早い方法は、その大学院の学生に聞くのが良いと言えます。当塾では、多くの大学院に学生を送っていますので、その生の声を届けることが可能です。先日もある元塾生から年賀状が届き、近況を知らせてくれました。そこには、心が折れそうなほどしんどい、でも充実はしている。でも自分の学校は大変な学校。どう大変かはかなり興味があるので、また直接聞いてみようと考えていますが、いずれにしても、先生方が適度な距離をとってくれている大学は、激務であっても、何とか耐えられるものです。逆に先生方が学生に興味がない大学は、大して仕事量は多くなくてもつらいと感じやすいもので退学者も増えるものです。何でもかんでも自己責任に押しつけてしまうのは、私は違うと思っています。やはり教員が学生に適切な興味を持っているところを選ぶのがベストと言えると思います。
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