自称天才

井上博文

井上博文

テーマ:実は知らない面接対策・集団討論対策

今、必修の授業では面接対策に入っていますが、すごいニュースがありました。アメリカ大統領が自らをa very stable genius (とても安定した天才)。と言ったそうです。どんな意図があるのかは知りませんが、自分のことを天才だと言える人は、ある意味天才だと思います。私は一般に天才というのは、子どもの頃から、ある分野において、類稀な才能を示せる人だと思いますが、アメリカ大統領が何の才能があったのかは、誰が知っているのかさえわかりません。自称天才に、他者が認める天才がいたという事例を私は寡聞にして知りませんが、なかなか言えるものではありません。堂々と言えるのは、ある意味才能なのかもしれません。ただしその才能がアメリカ国民の役に立っているのかと言えば、全く別問題です。
自称天才を面接会場で言い切った豪傑に私はまだ出会っていませんので、一概に言えませんが、一般論としては、自称天才を面接会場で打ち上げると、おそらく不合格になると思われます。謙虚さのかけらもありませんし、誰でも聞く言葉の割には抽象的すぎて、イメージがわきにくいものでもあります。アメリカ大統領のイメージが天才のイメージに置き換えられるとするならば、自分は天才でなくていいと思う天才が大半でしょう。
面接会場では、漠然と自分を天才だと言うのではなく、これまで自分が何をしてきて、何を身に付けており、それを活かして、次何をしようと考えており、その成果をクライエントに還元しようと考えた上で、自己評価の言葉を作って、組み立てをする必要があります。おそらくそういった人は、そもそも自称天才を言うことはないと思います、


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井上博文(塾講師)

株式会社コムニタス

塾長以下、スタッフが、全ての生徒の状態を正確に把握している。生徒をよく観察し、成長度合、どのような不安や悩みを抱えているか、をしっかりと観察し、スタッフ間で情報共有をしている。

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