入試の日には何を持って行けばいいですか?

井上博文

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テーマ:確実に心理系大学院に合格する勉強方法

受験が近くなってくると、この質問を受けることはとても多いです。回答としては、必要最小限の荷物だけです。最近、「断捨離をしましょう」と言っている人がいますが、増える一方のように見えます。本人曰く、「一ヶ月後にはかばん一つできます」ということですが、巨大なボストンバッグで来そうな気がします。よく「大は小を兼ねる」と言いますが、少なくとも受験において、大きすぎる物は、辞書も含めて、不安の大きさと比例します。巨大な辞書を持ち込んだら、それだけページをめくる時間がかかることは必定であって、不合理です。
入試当日は、男性はブリーフケースが一般的で、女性は、特に決まりはありませんが、あまり大きくないかばんを持ち、中には、本や参考書などは、せいぜい何か一冊というところでしょう。あとは受験票と筆記用具、電子辞書くらいはあってもいいでしょう。財布等はもちろん必要ですが。
試験会場では、もう参考書など見る必要はありません。単語帳も不要でしょう。 直前で見ると、よくそれが出題されるという都市伝説もありますが、そんな気がする類でしょう。特に縁起担ぎもいらないように思います。基本的に頭に詰め込んだものをいかにうまくアウトプットするかが大切なことであって、直前でインプットするのは、かえってアウトプットの妨げになると考えています。それよりも、精神集中に努めたり、面接のシミュレーションをする方が有用です。

試験会場にはできるだけ身軽な状態で行き、今まで頭に詰め込んだことを余すところなく、全部出すイメージを作ることを意識しましょう。


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井上博文(塾講師)

株式会社コムニタス

塾長以下、スタッフが、全ての生徒の状態を正確に把握している。生徒をよく観察し、成長度合、どのような不安や悩みを抱えているか、をしっかりと観察し、スタッフ間で情報共有をしている。

井上博文プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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