近代仏教スタディーズ
ちょっと時間ができたので、龍谷ミュージアム、「浄土真宗と本願寺の名宝Ⅱ」に行って来ました。西本願寺にも用事があったので、約1時間、時間を捻りだしました。昨年、「浄土真宗と本願寺の名宝Ⅰ」があり、その続編です。最初は、そんなに内容は変わらないのかなと思っていましたが、学芸員から、「前とは全く異なります!」と聞いていたので、是非見たいと思っていました。サブタイトルは「守り伝える美とおしえ」ですが、親鸞以降、脈々と700年以上受け継がれてきた歴史とそれを示す文物は圧巻です。
途中シアターで、十数分ですが、昭和8年の23世宗主(この方が、門主と呼称を改めました)の就任の際の映像があり、当時の京都駅や、堀川通りが映っていましたが、当時は夥しい人数の門徒が集まっていたことが示されます。今は25世専如門主に継承され、その記念事業が本願寺でも大々的に行われています。こうして、歴史は受け継がれていくのだと、あらためてその重みを知りました。図録は大変素晴らしく、購入しました。しばらく眺めます。
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