PDCAサイクル

井上博文

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テーマ:勉強方法

PDCAサイクルとは、箱根駅伝の青山学院大学の原晋監督が取り入れている管理方法として、よく言われているものです。計画(plan)→実行(do)→評価(check)→改善(act)という4段階の活動を繰り返し行なって、継続的にプロセスを改善していく手法とされており、Wikipediaにも出てきます。そのまま引用しますと
1.Plan(計画):従来の実績や将来の予測などをもとにして業務計画を作成する。
2.Do(実行):計画に沿って業務を行う。
3.Check(評価):業務の実施が計画に沿っているかどうかを評価する。
4.Act(改善):実施が計画に沿っていない部分を調べて改善をする。
Actが終わると再びPlanに戻り、次のサイクルを実施する。これを繰り返すことによって螺旋状に次第にプロセスが改善されることが期待されている。
とのことです。
私は、よく京都コムニタスでの教育をスポーツのコーチングに喩えています。私の根っこには、仏教とスポーツが奥深く根ざしており、常にこの二本柱で塾での教育における「別の角度からの視点」を確保しています。だから私の頭の中には、ビジネスという柱はなく、ビジネスは、塾、予備校業界を除いては仏教(宗教)経済学か、スポーツビジネスくらいしか明るくはありません。そのため、あまり正確ではないとは思うのですが、大学院受験や編入受験において、このPDCAはあまり適していないのではないかと考えています。これができるようになるまで、かなりハードルが高いのです。まずPlanの段階で、ある程度の長期プランが必要です。受験について言うならば、半年程度の準備期間の場合、Planを先に立てられる人は、かなりの手練れです。確かに私も、必修の授業の中で、予定表を作るように言っていますが、これはかなり難しいものとして言っています。特に研究の世界は、予定通りに行くことなど皆無であり、常に試行錯誤の世界です。トライアンドエラーとよく言いますが、エラーの予定を立てるのは至難なのです。だからDo以前に余程の手練れでもない限りPlanさえままならないということになります。ただ、Planができずとも良い人材はたくさんいます。ですから、私が考えるサイクルは、1.ゆるやかで、変更可能なPlanをたてる。 2.できることをやる。can'tを外す。 3.善し悪しの評価はしない。できたところだけを見る。次に何をするかを決める。4.Act・・こんな感じです。これが回るようになると、1を変えて、自分に厳しいPlanを作ります。それができる人は、放っておいても、PDCAはできるはずなのです。



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井上博文(塾講師)

株式会社コムニタス

塾長以下、スタッフが、全ての生徒の状態を正確に把握している。生徒をよく観察し、成長度合、どのような不安や悩みを抱えているか、をしっかりと観察し、スタッフ間で情報共有をしている。

井上博文プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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