大阪府立大看護学部2年次編入小論文
国公立看護大学の3年次編入の枠が年々狭まっています。近畿圏は、実質以下の大学になります。滋賀医科大学、滋賀県立大学、京都大学、大阪大学、神戸市看護大学、神戸大学です。この中でも、京大は実態が掴みにくい状況であること、阪大と神大は入試日が重なる上に定員を大きく下回る人数しか合格させないことを考えると、実質的に考えると、滋賀医科大学、滋賀県立大学、神戸市看護大学、と阪大か神大のいずれかの4校の受験をまず考えるのが妥当です。その中でも資格を基準に考えた場合、特に助産師の資格が欲しい人は、滋賀県立大学の助産師課程コースしかないと言えます。ただ、次年度どうなるかがまだわかりません。滋賀医科大学は編入生が助産師課程を取れていない状況が続いています。神戸市看護大学は大学院資格にしましたので、以前の専攻科から少し状況が変わりました。これから受験を考える方は、関西圏以外の国公立を考慮に入れてみてもいいかもしれません。
いずれにせよ、国公立の看護大学に編入する人は、大学院進学までを意識しておくのが妥当だと思います。資格が欲しいという理由で、編入をするという時代ではなくなったと思います。やはり私立の看護師養成大学がこれだけ増えると、国公立の役割の変化があっても不思議はありません。今は転換期とも言え、これから大きく看護大学をめぐる状況は変化していくと思います。この変化に乗り遅れないようにしておく必要があります。
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