研究計画書や志望理由書など提出文書の書き方の基本
この質問は毎年よく受けています。試験会場でも時々聞かれています。もちろん、間違ってはいけないのは、自分の計画を否定することです。批判と否定は意味が全く異なりますので、混同してはなりません。批判とは自分の論に対して、これが最適であるかどうかを分析して、さらに最適を目指すというものと言えばわかりやすいかと思います。したがって、今の自分の論が前提となります。だから、自分の論を否定してしまったのでは、批判ができなくなるのです。
私は、研究計画は料理のレシピに喩えます。研究計画は、素材と料理を出すのですが、素材の料理方法は、一つとは限りません。素晴らしい魚を手に入れたとすると、料理人は、どう料理するか、頭をひねるものです。刺身にしようか、焼いてみようか、はたまた煮てみようかと(私はよく煮ても焼いても食えんと言われますが)。研究者も、よい素材に出会うと、いくつもの研究構想を頭に描きます。ベストの研究と言えるものはなかなかありませんが、与えられた素材の、今のベストを目指すことは大切なことです。是非、よい素材にであったら、様々な料理のパターンを頭に描いてみてください。発想が豊かになります。
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