京都学園大学工学部設置構想に思う
前回は専門とはどのようなものであるかについて述べました。今回は専門家についてです。専門家の定義はたくさんあります。ウィキペディアでは、技術・芸術・その他特定の職域に精通し、専門的な知識と能力のある人のこと、だそうです。だいたいそんな感じだと思います。私が考える専門家とは、「何かしら困ったことがあったときに、あの人のところに持って行ったら、何とかしてくれる人」です。病気になったら、医師のところに行くでしょうし、嘘をついて、他人を誹謗中傷する人に絡まれたら、法律を見ないといけませんが、困ったら、弁護士や警察のところに行くでしょう。私は、大学院受験や編入受験で困った人に対して、何とかする人です。もちろん、専門家のところに行けば解決するとは限りません。博士号は、それぞれの学問分野で専門家を名乗ることが許される免許証とも言えると思いますが、博士号を持っているからといって、良い専門家であるとは限りません。博士を名乗っていても、学会活動もできずに、下品な誹謗中傷しかできない人もいます。
専門家であるには、素人離れした能力や技術が必要ですし、何より、相手が頼りになると思ってくれるだけの人柄を含めた人間力も必要です。先述した、「何かしら困ったことがあったときに、あの人のところに持って行ったら、何とかしてくれる人」という定義には、その意味も含まれます。仮に知識や技術だけあっても、それを使う人間性が整っていなければ、専門家とは呼べないのです。
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