臨床心理士指定大学院受験で社会人が使ってはならない志望理由
大学院受験や編入受験をする場合、必ずしておいた方が良いこととして、適正な自己分析があげられます。この自己分析ができないと、自分の売りどころが見えてきません。選挙を見ていると、候補者は自己アピールの天才の集団に見えます。自分が何ができるのか(過去の経験含む)、今どんな能力があるのか、その上で、自分を採用してくれたら、将来どんなことができるようになるのか、いつもここを意識しておきたいところです。
適正な自己分析をする場合、この情報を基本として、さらに今の自分が何で形成されているかを分析することが重要です。仏教では「自分」という単体は存在せず、たくさんのパーツの寄せ集めが、たまたま今の自分だと認識していると考えます。だから非常に不安定なものです。しかし、逆から見れば、不安定であるが故に、余計にどうにでもなるとも言えます。自分を立体的に見るならば、たくさんの面があり、そこには良い面もあれば良くない面もあります。こういった受験を受ける場合の自己分析は、あまりネガティブな面は強調せずに、ポジティブな面だけを強調しておくことが適切です。今の自分の良い面を形成している構成要素を分析して、その上でどういった要素の集合体になっているかをイメージして言語化しておくととてもうまくいきます。こういった要素の中に、「志」「使命感」などが加わってくると、だいたい完成と呼べると思います。
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