教養獲得の決意
今、数名の人と、自己アピールを作っています。私は自己アピールを重視しています。アピール内容そのものというよりも、自分をしっかり見つめて、その上で相手目線に立つことが重要だと考えています。私たちが手がける入試は、自分という商品をいかに売り込むかという営業的要素も必要です。そのため、自分を相手が買いたいと思える人物に仕立てておく必要があるのです。自己アピール作成はその第一歩です。自己アピールを作ろうと思えば、まず自分を知らねばなりません。何を知らねばならないかというと、簡単に言えば、「できること」です。「できないこと」はこの場合無視しておくのが妥当です。人は誰でもできないことだらけですから、わざわざ特化して取り上げる必要はありません。「できること」はその人のオリジナリティであったり、場合によってはその人の生き方に直結します。
例えば私のできることの一つは教育ですが、この20年教育に関わらずにいたことはなく、常にその現場に身をおいてきました。その現場で身につけたことは、これまで指導してきた人にとって、私なりに有益な情報であると確信して、アレンジしてより伝わりやすい形にして、伝えてきました。それによって私のアピールしたい能力は、例えば、大枠で教育能力であり、数字を上げていくためのコーチング能力であり、情報作成能力や伝達能力のコミュニケーション能力であったりします。
その他にもたくさんアピールしたい能力はありますが、これは求めている人にフィットする部分だけを出すことが重要です。求められていない能力:例えば京都コムニタスに新規で来られる方に、私の陸上競技に関する知識や明石人であるが故の魚に関する知識などは、まず求められませんので、ここで出すことはありません。また手相が素晴らしいとよくほめられますが、それも塾内で出すタイミングはほとんどありません。つまり、自己アピールは、求められている場に合わせて出すことが重要であって、単純にアピールしたいことだけを言うわけではありません。
私はよくビジネスマンや自営業者と名刺交換をするのですが、時々、「こだわり」などと称して、自分の売りたい商品だけを売ると宣言している名刺があります。これは、言い換えれば、他のことはできない、と言っているわけなので、顧客中心ではなく、自己中心主義というように見えてしまいます。顧客の求めているもので、自分の売れるものを設定し、その品質の良さをアピールすることが自己アピールです。相手だけに迎合するのでもなく、自己中心になることでもないのです。このバランスを身につけることが重要ですので、私はいつも自己アピールを早く作るように生徒に伝えています。
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