想定外が起こった時にわかる強さ
今、必修の授業では、エラーチェックの項目が終わって、エラーをただすところに来ています。エラーをただしていけば、自ずから自分が変化していきます。自分をどんどんよくしていく方向に変えていくことを前提とした努力は是非すべきことです。REBTでは、他人を変えねばならないと考えるのは、イラショナルビリーフと見ます。変えられるのは他人ではなくて自分だけだからです。だから、自分の考え方を変えることに力を注ぎます。これはREBTに限ったことではありません。仏教も自己変革の宗教です。いずれにしても自己変革の際に重視することは「気づき」です。世の中が「苦の世界」であること、自分は物事を正しく見ることができていないことなど、様々な自己に対する気づきを得て、その上で自己変革を促します。
REBT にせよ、仏教にせよ、自己変革をする目的は、この世で生きること、あういは生き抜くことです。来世に期待しているわけではありません。またうまくいかないことを前世のせいにすることもありません。
京都コムニタスでも自己変革を促します。特に思考のエラーチェックのあと、エラーをただして、ある程度、間違っていない思考を獲得して、感情も整えます。思考を論理的に変えること、その思考を応用することに力を注ぎます。考え方は誰でも変えられます。特別に頭の良い人のためのものではありません。慣れればそれほど難しくはありません。
むしろ難しいのは気づきの方だと思います。これは少々時間がかかります。コンステレーションという概念がありますが、配置とか付置といった訳語がありますが、自分が自分の関係者をどの位置に配置しているかは、ほぼ無意識の領域ですので、日常生活においてはなかなか気づきません。自分の日常の中で、どんな発言が他人を不愉快にしているかも、指摘がないとほぼ気づきません。でも、これは気づけるとすると、かなり大きな自己変革を促すことになりますし、成長とも言えるものになっていきます。自己分析して、自分が何でできているかを知り、エラーチェックして、エラーをただし、無意識的な部分にもアプローチをかけて、気づきを得ていくこと。これが自己変革と言えるのです。簡単ではありませんが、やってみる価値は十分にあります。
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