まずは日本語力を重視しましょう
この時期になると、いよいよ試験の実感が湧いてきます。
それ故、不安も同時に押し寄せて来ます。
「こんなことをしていて本当に合格するのか?」
これはジャンルを問わず、受験生と名のつく人ならば誰でも感じることです。
そのため、ある日突然、何をすれば良いかわからなくなったり、
あるいは、ここまで何をしてきたのかがわからなくなったりします。
宇宙空間に放り出されたような、あるいはモンゴルの草原で
地平線の中で迷子になったような恐怖を感じることもあります。
こういったつかみ所のない恐怖や不安は大変厄介なものです。
しかし、逆から考えると、つかみ所を見つければ良いとも言えます。
人は、つかみ所を、たいていは五感で感じ取ります。
だから、こういった時こそ五感を敏感にしておくと、何らかの、
形や色など引っかかり所が見つかります。仏教ではこういったものを
色(しき)と言います。つかんで見たら、空だったという話は今は置きます。
こういったつかみ所を見つけて、次の一手を打つことが、受験戦略では
重要になってくるのですが、この時に大事なことは、あまり変わったことをせず、
当たり前のことが何かを考えて、それを当たり前のようにこなすことです。
これが最も難しいと言えばそうなのですが、強く意識しておく必要があります。
例えば、「眠ければ寝る」ことです。眠いのに寝ないは不自然です。
問題は何時間寝るかであって、寝過ぎず、少なめかもしれませんが、
その時期に応じた適切な時間を寝ることが、「当たり前」の行動です。
多分、8時間は寝過ぎです。昨日もそう習いました。
食事もそうです。
お腹がすいていなければ、食べない。すいていれば食べる。
これが当たり前のはずなのですが、特に受験の時は、こういった感覚が
にぶるとよく言われます。だから、余計なものを食べたり、逆に何も食べなかったり
といった現象がよく起こります。
大雑把に言えば、できることを目一杯やるのです。
できないことは無理と割り切るのです。できることだけ、24時間で考えて、
変更や先送りの余地のない予定をたててみると、自分が何ができるのかが
よくわかります。この場合、できないこと、できなかったことは、無視します。
京都コムニタスの必修で言う規準では、9月受験を考えた場合、
エラーチェックと反省はもう終わっていて、この時期は、反省はせずに、
ただひたすらできることを目一杯こなします。
不安やら怒りやらといった、不健康でネガティブな感情は邪念ですので、無視します。
(その方法もすでに提示しています)
それで簡単にできたら苦労はしないので、そこは指導者の私たちの出番です。
その併走状態で受験に突入します。
これもよく考えて見ると、塾として当たり前のことです。
生徒の塾も、私も、当たり前のことを当たり前にする。
当塾ではこの点を重視しています。
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