REBT入門コース in 京都
日本人生哲学感情心理学会の大会に参加してきました。
今年は、埼玉県の文教大学で開催されました。
大会委員長の吉田先生以下、院生の方々が奔走しておられました。
関係者の方々に敬意を表します。
といっても予定が立て込んでおり、一日だけの参加になってしまいました。
ということで、主たる目的は理事会の参加になりました。特に私は
今、ホームページ刷新を担当していますので、その旨の意見交換をしてきました。
近いうちにホームページが大きく変わります。
もう一つの目的は基調講演でした。
今年は北里大学教授の田中克俊先生の講演でした。
Low Intensity CBT(強度の低い認知行動療法)を中心としたトピックで、
e-mail、インターネットなどのツールを用いた手法を紹介されました。
特に産業分野において、未病とされる人に一定の効果性が認められた
とのことでした。
もう一つ興味深かったのは、先生のご専門でもある睡眠に関することでした。
「睡眠にも力がいる」
「眠くなければベッドから離れなさい」
「眠れなければ、起きていればいい」
という言葉はインパクトがありました。
私はこれまで、「寝られない」という経験はしたことがなく、むしろ
ところ構わず寝てしまうことの方に不安を感じてきましたが、世間的には
眠れずに睡眠薬を使う人が多いと先生は述べておられ、さらに睡眠薬の
不利益については、結構強い調子で主張しておられました。
私たちは「寝過ぎ」なのだそうです。私自身もいろいろなところで、
「早く寝ないと、明日授業(会議などなど)で眠くなったら困る」
と聞きますが、私の印象論としては、どうしても起きていないといけない場所では
起きているものです。それでもどうしょうもなければ、場を外してでも
寝るしかないと思います。車の運転などはその典型でしょう。無理すると
大変なことになる可能性が高まります。
先生曰く、睡眠薬まで使って8時間も寝る必要はないとのことです。
その意味で寝過ぎということです。
CBTにせよ、REBTにせよ、当たり前のことを当たり前にするように言いますが、
不安などの感情を持つと、それが歪みます。
眠ければ寝る、眠くなければ寝ない、その分、眠くなってしまったら、
我慢するか、どこかで寝る。無理はしない。
「そんなこと、できれば苦労はしない」
とよく言われますが、苦労というのは、当たり前のところにこそあるのかもしれません。
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