神戸市看護大の助産師養成が大学院に移行します
「聖護院門跡の名宝―修験道と華麗なる障壁画」の一般公開が、
龍谷ミュージアムで始まりました。
こちら
聖護院と言えば、左京区、京大病院の近くの門跡寺院で、
一般的には聖護院大根、聖護院八つ橋のようなイメージかもしれませんが、
日本仏教史上重要な寺院です。
本山修験宗総本山として、増誉が建立して、900年になります。
日本の平安京の仏教は、最澄の天台宗と空海の真言宗に始まると言えますが、
なぜか比叡山と高野山といった山岳地帯と重要な関係を持ちます。
当時の平安京の新型仏教と山岳信仰は不可分の関係にあり、
そこに重要な役割を果たしたのが、「修験道」であり、「山伏」という言葉で
よく知られる修行者たちです。
修験道は、その原型は仏教以前からこの国にあり、そのうちに仏教と集合したものです。
平安時代の名だたる僧侶は、大半がこの山岳修行を経験しています。
なぜ、それが必要であったかは、明確な根拠を私は知らないのですが、
我々が漠然とイメージする仏教徒の修行者イメージは、ここにあるのは
間違いありません。日本の仏教は、極めて多様な進化形態を取り、
世界のどの国にも見られない独特の変容を遂げて今に至るのですが、
その根っこを見ることができます。
ご本尊まで、ミュージアムに出張されるそうですので、是非足を運んでみてください。
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