学生のうちにやっておけばよかったことは何ですか?
博士課程に進む人、博士号を取得する人が減少傾向にあるようです。
こちらの記事参照。
私が博士号を取得したあたりから減少傾向は出ていましたが、じり貧と
言ったところでしょうか。
これまでも博士号に関する問題を書いてきました。
いわゆるポスドク問題
私の持論はもっとどんどん大学院に行く人を増やすべきだということです。
もはや学部だけではどうにもならない時代と言えます。
例えば最高学府はバカだらけ
学力軽視AO入試の凋落が見えてきた?
こういった記事はもはや一般化しており、誰も異を唱えなくなっています。
これに危機感を持つべきかどうかは、何とも言えませんが、大学を
大学院中心で眺めて見ると、まだまだ十分な底力を有している大学は
たくさんあります。学部で不足なら、大学院教育でブランド化を図れば、
まだまだやっていけます。
しかし、「博士号」という言葉が出たら、メディアがすぐに「就職できない」
とネガティブな記事を書くのはいい加減やめてもらいたいところです。
当然ながら、ポジティブな博士だってたくさんいます。
アカデミックポストがないというのは、ある意味仕方のないことです。
それでも大学は700以上あるわけですから、以前より就職が悪くなっているとは
思えません。増えた博士に対して、受け皿に限界があるというのはあり得ますが、
これは、弁護士、司法書士、公認会計士、税理士など、士系資格全般に
言われていることです。博士が士系に属するかどうかは微妙ですが、
全大学生の比率から考えると、かなり稀少と言うことはできます。
就職難は決して博士だけではないということです。
メディアはなぜかそのあたりを公平に論じません。奇怪です。
何か博士号にうらみでもあるのでしょうか。
私が京都コムニタスを設立して以来、常に感じてきたことは
たいていの大学生は勉強したいと思っているということです。
よき出会い、よき指導に恵まれるだけで、人生が変わるだろうな
と思える大学生はたくさんいます。
学生一人につき、大学側が毎日一時間使えたならば、
あらゆることが好転すると思うのですが。
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