臨床心理士指定大学院の難易度(私学編)
セミナーが無事終わりました。
朝早くから多くの参加者にお越しいただきました。
お忙しい中、ありがとうございました。
内容的には、
①臨床心理士とは何か
②いわゆる国家資格化問題の歴史的経緯
③公認心理師発生と法案提出までの経緯と各種問題
④公認心理師発生による各専門家に対する調査報告
⑤今後の展望
⑥結論
こういった構成でお話しさせていただきました。
結論は、今から2から3年は臨床心理士を取るのが良いということです。
そして、公認心理師とのダブルライセンスになることが
もっとも期待されているということです。
臨床心理士の国家資格推進派からすると、公認心理師問題は
臨床心理士が国家資格を持てる良い機会と解釈しているようです。
これは一理あります。国家資格を取得してから、ダブルライセンス
保有者がその後どう育てるかは、10年先の話になるので、
次の世代の課題とも言えます。
一つの資格ができるにも、あまりにもたくさんの問題が生じ、
すでに体制が存在する中に、何か新しいことをするのは
本当に難しいことだと実感しました。「改革!」「維新!」と叫ぶ
ことはいかに安直であり、中味の薄いことであるかも実感できました。
そんなことよりも、中味のある新しいものを作ろうとエネルギーを
向け続けてこられた方の情熱にも触れることができ、
私としてもこの準備期間は良い勉強になりました。
何かしらの参考にしていただければ幸いです。
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