怒り任せの愚かな行動
私は2004年に初めてREBTを学ぶために東京に行きました。
入門コースをとりあえず受けてみようといった感じでした。
その後、インストラクターになるとは全く
想像もしていませんでしたが、とにかく何かを習いたい
という希望もありました。REBTとの出会いは、実は
結構古く、入門コースに行く数年前に、この本に出会っていました。
この『どんなことがあっても自分をみじめにしないためには』
という題目が目を引き、何の本かも知らないまま、他の仏教書と
一緒に買いました。あとで、読んでみると、エリスの考え方が
あまりにも仏教的で、この人は仏教徒かと思い、ちょっと
調べてみたくらいです。この本と出会ったのは、ちょうど、
京都コムニタス開塾前で、生徒のために役立つという
発想まではなく、「仏教的考え方の欧米人が作ったセラピー」
くらいのとらえ方でした。それでもこの「どんなことでも」という
フレーズはずっと頭の中にありました。
2004年以降、REBTの講義を受けるために合計三年のコースを経て
当時の論理療法士の資格をいただきました。博士号取得と時期が
重なり、名刺に博士(文学)論理療法士という肩書きを増やして
当時としては、なんとなくうれしかったような記憶があります。
それでもこの頃は、まだ京都コムニタスの授業でこれを使うまでには
知識も技術も至らず、手探りで、REBT的アドバイスをするくらいでした。
それが徐々に変化するのは2006年に当塾にジャネットウルフ先生を
お招きし、本場の最先端技術を見たことがきっかけです。
当時の様子はこちら。
これ以降、REBTを積極的に授業に取り入れた必修に切り替えようと
大幅に授業内容を見直しました(こそっとですが)。
今では、セルフヘルプフォームも配布し、参考文献も紹介し、
ABC理論の講義もし、セルフヘルプのできる、自分作りの講義を行っています。
自分で言うのもなんですが、最近はわりとうまく授業の中に組み込めて
きていると思います。だから合格体験記でもREBTの講義のことを
書いてくれている人も増えてきました。
また研究計画でREBT関連のことを書く人もいました。
REBTを導入したことによるメリットは大きかったと思います。
これを教育産業でもっと導入できる方法の構築が次の目標と考えています。
関心ある方は是非お問い合わせください。
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