龍谷ミュージアム平山郁夫 悠久のシルクロード展
龍谷ミュージアムで
平山郁夫 悠久のシルクロード展がひらかれています。
http://museum.ryukoku.ac.jp/exhibition/pdf/hira201304.pdf
今、アフガニスタンの遺跡が取り壊されるか
どうかの瀬戸際であるとの報道が流れています。
その政治的駆け引きについては、今は触れませんが、
私に言わせれば、政治ごときが、人間が営々と
受け継いできた文化遺産を経済の名の下に
破壊するなど、愚行の最たるものだと思います。
文化遺産には人間の智慧がたくさん込められています。
それを壊すのは、智慧を壊すのと同じ事です。
故平山郁夫画伯は、日本画の巨匠で、薬師寺に
2000年に大壁画「大唐西域壁画」を奉納しており、
仏教画の大家でした。
また、仏教文物の収集保存も手がけており、
文化財の保護に力を入れておられました。
今回は、その平山氏のコレクションも
展示されているとのことです。
なんたらミクスで経済がよくなるという幻想よりも
数多の人々の平和と繁栄の願いの結晶ともいえる
文化遺物の智慧に学ぶという姿勢にこそ、
発展の鍵があるはずです。
私も何とか期間中に見学に行きたいと思っています。
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