看護大編入か大学院進学か
何度か触れましたが、看護大3年次編入の難易度が上がっています。
神戸大では10人定員のところ、合格者は4名だったようです。
せめて定員は満たしてほしいところですが・・・
多くの看護大では、大学院教育の拡充を考えているようです。
例えば、助産師受験資格を大学院修了で取得できるように
している大学も出てきています。以前は、看護師資格を
取得するには看護専門学校を3年かけて出て、国家試験受験資格
を得るのが通常のコースでした。しかし、近年状況がかわり、
(というより、高齢社会や経済の停滞が大きな理由でしょうが)
大卒後に看護学校に進む人が増えています。
そんな人を見ると、日本の大学って・・・・と悲しくなりますが、
もはや大学に何も期待せず、とりあえず学士だけとって、
あとは価値の高い資格を取れる学校に進もう・・・
そういった機運が高まっているのだと思います。
これがよい傾向か、悪い傾向かは正直分かりません。
ただ、日本のアカデミズムという観点から見るならば、
あまり良い傾向とはいえないでしょう。また、経済成長という
面から見れば、とても悪い傾向でしょう。
国民の多くが税金は払いたくないけど、仕事は国から欲しい、
政治家がなんとかすべきと考えているならば国は立ちゆかなくなるでしょう。
しかし、医療はこれから常に求められる分野ですし、
医療教育側から見ると、やはり高度な知識を持った人を
一人でも多く取りたいというのは本音だと思います。
その分少数精鋭にするというのが、現時点での方針だということだと思います。
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