日本人人質殺害事件で後藤さんの想いに応える ~感覚がない人間ほど恐ろしいものはない~
様々なものの物価上昇が続く中
野菜価格の高騰も食卓と家計に大きく響いています。
野菜の摂取は栄養面ではもちろん
食事内容(献立)のボリュームアップも図れますので
高いからといって野菜なんていらないというわけにはいきません。
そんな私たちの食生活を支える野菜ですが
価格が高騰してしまっては手軽に摂取することも困難になり
買い控えの懸念も出てきます。
しかしそんな野菜の中にあって
唯一「もやし」だけは物価の優等生と言えるのではないでしょうか。
物価の優等生といえばかつては卵でしたが
今や卵も高騰してますし
野菜で言えばもやしが隠れた主役を張り
物価高の影響を受けずに比較的安価で提供されています。
もやしは気候の影響を受けにくく
安定供給が可能なために物価の優等生となり得るのですが
だからといってもやしばかり食べ続けられませんよね。
そこで取り入れたいのがもう一つの物価の優等生である
「きのこ」です。
きのこもまた比較的安価で供給されています。
だからといってキノコやモヤシばかりも食べてられませんが
そんなときに重宝するのがモヤシやキノコなどミックスして売られている
「ミックス野菜」です。
ミックス野菜も比較的手頃に入手できます。
ミックス野菜の分類で「カット野菜」がありますが
物価の優等生以外の野菜が使用されているにもかかわらず
どうしてカット野菜は安価なのでしょうか?
ここのとこ物価高の影響を直に受けているキャベツですが
このカット野菜に使用されるキャベツは通常一玉売りのキャベツとは違って
カットされた状態で市場に売り出されるわけですね。
つまり通常商品としては売れない(市場に出回らない)規格外のキャベツであっても
カットされれば見た目にはわからないのでカット野菜として使用できるため
このようなカット野菜の類は野菜価格高騰の中にあっても
比較的安価で市場に出回るのです。
(キャベツに限らずカット野菜全般に言えます)
そこに来てモヤシとキノコのミックス野菜ともなれば
最強の物価の優等生が誕生するというわけですね。
ただこのカット野菜についても
いつまでも物価の優等生というわけにはいきません。
やはりベースである野菜全体の安定供給に繋がらなければ
カット野菜といえど価格の上昇は抑えられないでしょうし
このカット野菜(ミックス野菜)さえも高騰してしまえば
ますます野菜離れが加速してしまうでしょう。
そうなるとようやく供給が追いついても価格は上昇したままになるので
もう一つの物価高であるコメ価格の高騰と同じ状況に陥ってしまうんですね。
価格が高騰してるからと極端な買い控えに走らず
家計に無理のない範囲で供給を受け続けることが
供給が回復した時の備えと対策になるのではないでしょうか。