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非接触こそDV問題など人間関係悪化の要因となる ~非接触は本当に人々の幸福にとって推奨されるべきことなのか?~

この頃は何でも非接触非接触と
感染症対策のために触れることを避けるように言われてますが
果たして接触を避けることが、なるべく触れないようにすることが
本当に必要で効果的な対策なのでしょうか?

皆さんも非接触が感染症対策に良いこととして
なるべく接触を避けたり嫌う傾向にありませんか?

非接触が言われる中にあって忘れてるかも知れませんが
非接触とはスキンシップをも避ける行為でありますから
人との触れ合いであるスキンシップを避けるということは
これはつまり幸せホルモンと言われる「オキシトシン」の分泌を低減させてしまうんですね。

つまりこれによってどういうことが起こってくるかと言いますと
幸せホルモンが分泌されないわけですから
今まさに社会問題になっている児童虐待やDV問題などの人間関係での問題が増加してしまいます。

オキシトシンは人との絆やつながりを豊かにしてくれる効果がありますので
その分泌を促す、人と人との触れ合いであるスキンシップを避けることによって
人々の絆が薄まりやがては暴力行為が増加し
感染症とはまた違う問題で人を不安な状態に貶め攻撃的にしてしまうのです。

幸せホルモンが分泌されないということは
幸福感を得られなくなりますから
人々の心は荒み、感染症は避けられても心の荒廃はどんどん進行していくわけですね。

そしたら果たしてそうまでして人との接触やスキンシップを避けなければいけないのでしょうか?
何でもリモートだったり直接触れ合う機会を消失していくことで
人の幸福まで奪って(失って)しまう必要があるのでしょうか?

人の心が荒廃するとメンタルの不調を招き
結果免疫力の低下へと繋がり、感染症への抵抗力も落ちてしまうという事態になりかねません。

それでも非接触は推奨されることであり
人との触れ合いの機会消失を推し進めることが最善だとお考えでしょうか?

実際夫婦や恋人同士で手を繋ぐなど、人と触れ合ってみるとわかると思いますが
そんな幸福を感じるひと時を奪ってしまうスキンシップがはばかられるような時代感覚を
今一度見直し、問い直さないといけないところに来ているのかも知れませんね。

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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