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コラム
喫煙習慣の健康被害について ~常に火災現場の中に身を置いてるのと同じ状態~
2020年12月12日
タバコや喫煙の健康被害については皆さんよくご存知だと思いますが
今回はもう少し感覚的に、わかりやすく健康被害についてお伝えしたいと思います。
まずはタバコの臭いについて、何かに似ていると思いませんか?
どこかで鼻にした経験はないでしょうか?
ミントなど香り付けされているものもありますが
タバコは物(葉っぱ)を燃やしてるわけですから
物が焼けた臭い、つまり単純に火事の臭いなんですね。
これまで過去に起きた火災現場や、京アニの放火事件を思い出してみてください。
火事場では何が起こっているでしょうか?
どういう被害が確認されているでしょうか?
そうです、「一酸化炭素中毒」なんですね。
息が苦しくなって(呼吸ができなくなって)意識を失い
火災の死因でも上位を占める高い割合となっています。
逃げ遅れによる延焼よりも、一酸化炭素の濃度による死因が大きいのです。
そして喫煙についてですが、喫煙とは文字通り煙を吸引しているわけですから
タバコを吸うということは火災と同じく、直接燃焼物を体(肺)に取り組んでいるわけです。
火事現場にいるのと同じ。
喫煙行為は健康被害が深刻なことも理解できますよね。
命の危険に及ぶような行為を自ら行っていることで
体へのダメージが深刻なことはもちろん
中毒性もあって直接的な健康被害があることがおわかりでしょうか?
そしてもちろんその被害は周囲の人にも及びます。(副流煙)
特に小さいお子さんなんかは健康被害を受けやすく
その後の成長や発育にも悪影響が及ぶでしょう。
加えて家族関係にまで影響するかもしれません。
ここで改めてあの京アニ事件の凄惨な事件を思い出してみてください。
被害に遭われた方がどれだけ苦しい思いをして亡くなられたことでしょうか。
あの物が焼け焦げた、焼失した臭いを思い出してみてください。
全く同じではないですが、そんな臭いからして害があるとわかるものを
自ら直接体の中に取り入れてるようなものです。
摂取しているようなものです。
日常的に一酸化炭素中毒を疑似体験しているようなものなんですね。(むしろ実体験)
体が悲鳴を上げてるのがおわかりでしょうか?
ニコチンはそれを感じないようにしているだけです。
中毒に気づかないように、わからない状態になっているだけ。
ガンなど様々な生活習慣病を誘発するように、体が健康であるはずがありません。
新型コロナウイルスに太刀打ちできるはずがありません。
タバコの健康被害を、ぜひ感覚的に理解してみてください。
自らの行為や喫煙習慣とはどうようなものなのかをしっかり心得ておきましょう。
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