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コラム

人が生きる意味について ~アインシュタインとあなたとではどちらが価値のある人間か?~

2016年6月3日

テーマ:思考と考察・生き方を学ぶ

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

特に心が病んでなくても、自分は何のために生きてるんだろうか
自分なんて生きてる価値なんてないと思うような事がありますが
そもそもどんな人間であっても、人が生きるという事自体には何の意味もありません。

人が生きる意味や価値について考える事は大切ですが
ではその人が生きる意味とは何なのでしょうか?
人が生きてる価値とは何なのでしょうか?

例えば価値ある人について考える場合、人類にとって貢献してるような人を思い浮かべます。

最近で言えばiPS細胞の山中さんだったり
相対性理論のアインシュタインが価値があるかどうかといえば
私のような一般人より明らかに価値のある人だと言えますよね。

ですがアインシュタインの場合を考えてみてください。

アインシュタインは人類にとって偉大な貢献をして来たかもしれませんが
既にこの世には居ませんし、今居ないからといって何か今居なければならない必要があるでしょうか。
別に今居なくてもどうって事もありませんし
今この世に居たからといって、何か新たに貢献し続けてるという保証があるわけでもありません。

その人が居なければ居ないで何とでもなりますし
別の新たな価値のある人がいくらでも現れるでしょうし
誰が居ても誰が居なくても、世の中はなるように回るだけなのです。

そして価値があるかどうかなんてその人次第。

私たち一般人が生きてる中で、相対性理論が特に必要な場面もなければ
それこそiPS細胞なんて全く必要ない人だっているでしょう。

つまりそういう人たちにとっては(人によっては)
例え人類にとっては価値はあっても、直接本人にとっては特に価値があるわけでも何でもないんですね。

むしろそういう人たちにとって価値のある人というのは
もっと身近な両親だったり大切な人だったり
自分にとって無くてはならない人の方がよっぽど価値がある人なのです。

では自分は生きてても仕方ないから何の価値も無いのかといえば
それは自分の価値観だけで世の中を考えて捉えてるからなんですね。

人によってはあなたでなければならない人や、あなたを必要としてくれる人が居たり
この世には誰にとっても必要の無い人なんて居なければ
誰が欠けてもそれだけでも意味や価値は変わって来るのです。

しかし誰が欠けたところで特に意味はなければそれで世の中も回っていく。
それはアインシュタインであっても私たち一般人であっても同じ。
これがこの世の中なんです。

だから価値があるかどうか、生きる意味があるかどうかなんて考えるより
自分は何のために生きようとしてるのか、これからの人生、何のために生きたいのか
どういう人生を生きたいのかについて考えなければ
生きてる意味なんてない人生、残された選択肢は“生きない”という選択肢しか残りませんよ。

生きてて価値があるかどうかなんて自分で決める事ではないという事。
それよりも今自分が出来る事を一生懸命にする事ですね。

ただそこに価値を感じられないから苦しみへと繋がるのかもしれません。

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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