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行動したいなら、むしろ時間がない状況に自分を追い込むべし

人は時間がタップリあるからといって
何かやろうと思ってた事ややりたかった事があっても
結局何もやらずに済ます傾向があるんですね。

時間があるより時間のない方が
むしろ人は行動を起こしやすいのです。

タップリ時間があれば、いつでも出来ると思ってなかなかやりませんが
時間がないと、さっさとやってしまおうという心理が働きます。
アクティブな人はアクティブに、ネガティブな人はネガティブにというのと
ちょうど同じ現象ですね。

ただ、時間があるかないかとは別のところで
疲労やストレスによる無気力状態が
実際行動を起こすのに制限をかけてる場合もあります。
その場合は時間があるかないかは関係ありません。

例えばうつ病の方がそうなんですが
今まで一生懸命頑張って生きて来て、うつ病や引きこもりになった時に
その脱力感から何もやる気がなくなります。
そうしてひと度行動する事から解放されてしまうと
今度は再起するのが難しくなるんですね。
一度失ったやる気はなかなか回復しないのです。

人のやる気は精神的な影響によるところが大きいのですが
やはりそれだけではなく、先程お伝えしたような
時間に対する人間の心理も行動を制限してしまう大きな要因になるんですね。

ですから日頃頑張り過ぎてるから
たまにはゆっくり休もうかと長期休暇を取る事が
必ずしも気力回復に繋がるとは限らないのです。
時間があればそれだけ人は行動しなくなるんですから。

だからこそ時間のない、今ある状況の中で少しずつ改善していく事が望ましいのです。

ただし、焦って時間がない状況なのと、多忙で時間がない状況とは違いますよ。
多忙だからこそ人は行動を起こしやすいと説明しましたが
焦るのは何も手を付けられない状態です。
手を付けられないのに行動を起こせるはずがありません。

これがなかなか人が行動に移せない原因になってるのです。

もし今、多忙だし焦りもあって行動出来ずにいるなら
むしろ心理カウンセリングを受けていただく絶好のチャンスです。
頭や心の中を整理出来れば、日常での行動もスムーズになります。

タップリ時間はあるけどなかなか行動出来ずにいる場合は
これは重い腰を上げるのに苦労しますが
時間のある今の内にやらないと、時間がなくなればもう出来なくなるというように
残された時間はもうないんだと、逆に時間がない状況に自分を追い込んでみてください。
そうすれば行動に移しやすいかもしれません。

何でも危機感を持って取り組むのと何となくで取り組むのとでは
その行動力も違って来ますよね。
いずれにしても自分が努力をする必要はあるのです。

時間がないなら時間を作る努力をする。
行動出来ないなら行動出来るように努力をする。
ないから無理とは最初から努力をする気がない証拠でしかありません。

そして努力とは、精神的にしんどい思いをする事ではないですよ。
自分の理想や自己実現に向けて進んで行く、過程そのものの事を言うのです。



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この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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