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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

ゆっくり脳をだます

2018年7月22日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:マインドセットの書き換え

コラムカテゴリ:スクール・習い事

蒸し暑いですね♪冷凍庫に入りたいような気持ちになります。ところで、人工的に作り出したマイナス温度は何度だと思いますか?絶対零度のマイナス273度だそうですよ。ちなみに自然界ではマイナス89度だそうです。それに比べて最高温度は無限だそうです。

熱つながりのエピソードをひとつ。小学生になったばかりの頃、実家の前の土手に、友だちと一緒に火をつけて遊んでいたのです。アホですね(笑) 最初は小さな火でしたが、風にあおられて、どんどん燃え広がり服で叩いて消そうとしましたが、よけい広がるばかり、もう当たりは火の海です。逃げ出したいのを我慢しながら消していると近所のおじさんらが集まってきて、真っ黒になりながら総出で消し止めてくれました。

騒動が終わっても足の震えが止まらなかったのをはっきり覚えています。今だったら、警察で事情聴取されてマスコミに報道されているでしょう。こんなことがあってか、焚き火程度なら平気ですが、大きな炎を見ると今でも冷や汗が出て動揺しました。 きっと、幼い頃に起こした土手焼きの炎が潜在意識の中にトラウマのように残っているのでしょうね。



ロウソク



動物には、「危険回避能力」という生命を維持するための生存本能があります。このようなトラウマや本能は、潜在意識の中で思考や行動を制限しています。いくら、自己啓発の本やセミナーなどで思考や行動を変えようとしても潜在意識は「変わりたくない」と現状を維持しようとしてストレスがかかります。


誰だって足元が見えないような暗闇には足を踏み入れたくないし、現状から動かないのが安全!と考えるのが普通です。何をやるにしても大きな変化に抵抗するのはこういった本能的な部分が影響しているかもしれません。そうだとしたらセルフイメージや習慣を変えようと思ったら脳を騙すしかないということです。まずは小さく少しずつ変えていき、脳が変わっているのを認識できない牛歩のような速度で変えると上手くいきます。



【小さな実践】
あなたが変容したい強い動機を書き出して、
それをスモールステップに分類してハードルを低くして
最初の一歩を踏み出してみる



 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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