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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ) / 講師

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

コラム

連打しないとラッキーパンチはない

2016年12月2日 公開 / 2020年10月25日更新

テーマ:マインドセットの書き換え

コラムカテゴリ:スクール・習い事

私が小学生の頃、
実家の前の土手の草に、
友だちと火をつけて遊んでいました。

最初は小さな火でしたが、
風にあおられどんどん燃え広がり
近くにあった木の板で叩いて消そうとしましたが、
よけい広がるばかり

もう子供の手ではどうにもなりません。


逃げ出したい恐怖を抑えながら
消していると近所のおじさんらが集まってきて、
真っ黒になりながら総出で消し止めました。

騒動が終わっても
足の震えが止まらなかったのを
はっきり覚えています。

今だったら報道されているでしょうね(笑)


こんなことがあってか、
大きな炎を見るとかなり動揺するので
潜在意識の中でトラウマになっているのでしょう。



動物は、危険なものに近づかない
生命を維持するための生存本能があります。
これは人間も同じです。

トラウマや本能は、
潜在意識の中で思考や行動を制限しています。

先がどうなっているか分からない暗闇には
足を踏み入れたくないし、
「動かないのが安全」と考えるのが普通です。


コミュニティ


数十年前、初めて
自主開催の講座を開いた時のことです。
もちろんその頃はネットがない時代、

コンテンツを数ヶ月かけて
練りに練って、やっと完成させた講座。

チラシを人が集まる場所に置かせてもらい
自分でもポスティングし、
FAXでも得意先や知人に送り
やるべきことは全て行ったので、
10人くらいは来るだろうと思ってたところ

当日は0人

少なくとも得意先や知人の中で数人は
来てくれるという思い込みで
すっかり意気消沈しました。

そのことがきっかけで
自主開催の講座がトラウマになって
当分できませんでした。


やるべきことは全てやったと思っても
やれることはいっぱいあったし、
そもそもチラシの内容に問題が
あったのは後になって分かったことです。

時間をかけて考え抜いた一発勝負のような
ことが失敗すると立ち直れないものです。


撃ちながら狙えじゃないですが、
コンテンツがそこそこ完成したら
友だちのモニタリングで講座をテスト開催し、
検証しながら改善して本番に挑む。

そうすれば、
初回人数が0人であったとしても
集客の問題だけなので、すぐに調整して
次に繋げることができます。

あれこれと考えるより、実践で試して
調整する方が効率的ですからね。



 

この記事を書いたプロ

小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会)

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