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海江田博士(かいえだひろし) / 税理士

税理士法人アリエス

コラム

「アメリカ・ファースト(米国第一)」が新型コロナウイルス禍を招いた?―危機に際しての「連携」の大切さと難しさ―Ⅱ

2020年5月18日

テーマ:危機管理について

コラムカテゴリ:ビジネス

[ウイルスはやすやすと国境を越えてくる]


かつては、米中が共同研究を実施し、中国で開発されたワクチンがアメリカに提供された時代があったとは、現在の両国の関係からするとかなり驚かされる事実です。
その後、トランプ政権となり、その下では、国際保健分野は冷遇されている、ということになるのです。

しかし、「アメリカ・ファースト(米国第一)」を掲げることと、国際保健分野を軽視することとは話は別だろうと思います。
病原菌にとって、国境などという人間が作った境界線など全く関係ありません。
目に見えないウイルスはやすやすと国境を越えてくるのです。

トランプ大統領が掲げる「アメリカ・ファースト(米国第一)」が、現在のアメリカにおける新型コロナウイルス禍を招いたとするのが今回の記事の主旨ということになります。
記事の指摘はさらに続きます。

―中国版CDCに派遣されていた米国の専門家ポストは昨年7月から空席だ。
米国は今年初めに中国側から武漢での肺炎の集団発生を伝えられて専門家派遣を申し出たが、認められなかった。―

中国を敵視するトランプ政権は
「中国は敵だ。彼らに協力するな。」
という方針を掲げているために、上記のような政策決定になるのだろうと思います。

確かに、いろいろなものやソフト、システムなどの新規開発といった事業において、中国はパートナーとするには、信用できない点が多い国であることは確かです。
そのためにこういった政策を取らざるを得ない、といった背景があるのは仕方がないともいえるのです。



まあ、こういう風景にならざるを得ないわけでして・・・

つづく

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