顧客の顧客まで具体的に意識できるかどうか―ビジネス支援、直接法か間接法か悩んだ末に―Ⅷ
[現代は「待ち」の姿勢で商売が儲かることはない]
前回、そもそも「売れるはずがない」状況で商売をやっている、という点についいて書きましたが、さて、問題はもう一つの「儲からない!」です。
それは、商材はまあ普通、立地も特に悪いわけではない、サービスや接客も通常レベル・・・・にもかかわらずちっとも売れない、儲からない、といったケースです。
これは
「なんで売れないんだろう?なんで儲からないんだろう?」
と、思っていても不思議ではない訳です。
というより、そんな疑問も持っていないようではお話になりません。
普通に商売をやっているのになぜちっとも儲からないのでしょうか・・・・
それは、商売が儲かる仕組みになっていないからです。
商売としての条件は何もかも平均的レベルに揃えてある、あとはお客さんが来るのを待つだけなんだけど、ちっともやってこない・・・
何故なんだろう?
現代はこういった「待ち」の姿勢で、商売が普通に儲かるということはありません。
際立った特長でもあれば別ですが、平均レベルの商材やサービスでは、人々が自分から寄ってくることはあり得ないのです。
この状況を打破するには二つの考え方があります。
一つは、前述のように「際立った特長」を持つことです。
絶対に他では売っていない商品を取り扱うとか、めちゃくちゃ味がいいとか、サービスの質がダントツだとか・・・
といったことを指します。
もちろんこれは常に念頭に置いておいて、目指すべき路線ではありますが、ここに特化するのはかなりハードルが高いと言わざるを得ません。
思うように業績が上がらないなあ・・・
つづく
【お知らせ】
海江田事務所は、少々不便な立地(かなり田舎なもので・・)です。
にもかかわらず(むしろそのために)極めて眺望の優れたリゾート施設みたいなオフィスです。
とても感じの良い(?)女性スタッフが淹れたてのコーヒーでおもてなしいたします。
これまでの税理士事務所のイメージを覆すような明るい雰囲気。
是非、一度遊びに来てください。
税務に限らず、経営全般のごご相談に応じます。
5年後の我が社が「見える化」できてすごくよかった、というノウハウもありますよ。
皆様のお役立てることを心掛けています。