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コラム
事業業績立て直しのための羅針盤、経営計画―ビジネス支援、直接法か間接法か悩んだ末に―Ⅰ
2019年4月15日
[経営改善のための経営計画書の作成]
―会計事務所も、これまでの記帳代行業務或いは申告代理業務から範囲を広めて、様々なサービスを提供して行かなければならない時代に入ってきた。―
といった内容の提言はこれまでも散々しゃべったり書いたりしてきました。
その提言の一つとして、事務所のお客さんに対して
「経営改善のために経営計画書を作成してはどうか。」
といったことをお勧めしています。
経営改善、或いは経営革新のために、経営計画を立てて、事業業績の発展のため或いは立て直しのための羅針盤としてはどうか、という提案になります。
もちろんこのような提言は、今に始まったことではなく、もうだいぶ前から取り入れているサービスの一環なのです。
とはいえ、まだまだ普及しているわけではなく、標準的なサービス商品とするにはこれからといったところになります。
手法としては、お客さんに目標とする業績の数値を設定していただき、その目標数値に合致する財務諸表を作成するのです。
その目標がすでに経過した年度の業績より高い設定になったたならば(当然、通常高いものになるのですが・・)現在より、より多くの努力をする必要があることになります。
業績が赤字の場合は、当然黒字になる目標を設定しなければならなりません。
赤字幅が大きい場合は、必然的に達成目標はかなり遠いものになります。
とにもかくにも、赤字のままの経営計画を立てる訳にはいきませんので、目標は難しいものにならざるを得ないのです。
つづく
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