次の新しい一手は何だろうと常に考えてきた―ビジネスモデルの革新について考える―Ⅰ
[SNSの世界は俯瞰して見れば「公私混合」]
インターネットが普及し、誰もがSNSを中心とした情報のやり取りが可能な時代になりました。
実際、若い人はスマホを自在に操ってどんどん情報を受け入れ、バンバン発信しています。
昔とは全く違う風景がそこにはあります。
巷で言われるところの「モノからコト」への典型的なライフスタイルの変化がそこには象徴されているのです。
この風景は、30年前からすれば、手元に小型コンピュータを持ったまさにSFの世界といっても過言ではないでしょう。
そんな世界を今我々は手にしているのです。
30年前といえば、世の中バブルへ向かってまっしぐら、物質文明バンザイの最後のアダ花へと、世の中が浮かれに浮かれていた面白い時代でした。
それを懐かしんでか、映画やお笑いの世界でも取り上げられたりしていますが。
とはいえ、そんな時代でも、まだ手元にはSNSの技術のかけらもなかったのです。
原則アナログの時代でした。
当時は、デジタル技術を、今のようにビジネスに高度に活かしていくなど、誰も考えてもいなかったのです。
そこで、少し冷静になって現在のこのSNSの世界をビジネスの観点から俯瞰して見れば、公私混合と言っていいでしょう。(「公私混同」ではないのでご注意を。)
SNSは、学生や主婦などは、ほとんどプライベートな世界での利用にとどまっているのではないでしょうか。
SNSは、経営者のみならずOLやビジネスマンをはじめとして、これからもビジネスの世界で、もっともっとダイナミックな使い方をされていくものと思われます。
このビジネス領域について、今後どうしていくのかが大きなテーマなのです。
このコラムは経営者向けに発信しているつもりですが、SNSも彼らのプライベートな領域について触れるつもりはありません。
あくまでもビジネスの領域について、このネットの世界をどうとらえるか、ということです。
「公私混合」はネットなしでは成立しない。
つづく
【お知らせ】
海江田事務所は不便な立地(かなり田舎なもので・・)
にもかかわらず(むしろそのために)極めて眺望の良い
研究施設みたいなオフィスです。
とても感じの良い女性スタッフ(?)が淹れたてのコーヒーで
おもてなしいたします。
是非、一度遊びに来てください。
税務に限らず、経営全般のごご相談に応じます。
5年後の我が社が「見える化」できてすごくよかった、
というノウハウもありますよ。
皆様のお役立てることを心掛けています。