切望する新しい製造業のモデル―「できっこない」ではできっこない―Ⅳ(おしまい)
[当初はHPの特長や機能もよくわかっていなかった]
何かしらの形で事務所の存在を世に知らしめていかなければ、と、ずっと思っていた私。
という訳で、20年近く前、HP(ホームページ)の存在を知った時、瞬間的にに「これはいい!」と思ったのです。
その頃は、HPの特長や機能もよくわかっておらず、それがアクティブに情報発信のできるツールという意識は特にありませんでした。
そのために、当初は固定型の「電子看板」程度の位置付けだったと思います。
しかしやがてこれが、徐々にではあったのですが、色々な形で使えるツールということがわかってきたのです。
とはいえ、当時はまだまだHPそのものの普及が限られていました。(世間ではまだほとんどの顧客が持っていませんでした)
そういう背景もあって、私にとって情報発信ツールという意味でかなり有効、というほどの位置付けではなかったのです。
さて、それでは「メディア化する企業はなぜ強いのか?」の著者は、先述の「決め手は発信される情報の中身」についてどのように述べているのでしょうか。
それは
― 静的・動的を含めた総合的なコンテンツ施策のことです。
もっと言えば「総合プレゼン能力」でしょう。(中略)
それを発信できるクリエイティブな企業になること。
クリエイティブというのは、お洒落だったりカッコ良いデザインが得意とかそういうことではありません。
宣伝、PRを含むコンテンツの発想や取り組みにおいても、創造的かつ、柔軟な企業であれということです。―
と、述べています。
今ではこんな使い方もしています。
つづく