男子のディズニーランド―男の楽しみ、今と昔―
先日、上京した折、タクシーに乗ったら運転手が若い女性だったので驚かされました。
早速、私の好奇心の虫が疼き始めます。
「もっと年配の女性がドライバーのタクシーには何回か乗ったことがあるけど、あなたみたいな若い人は珍しいねえ。」
と話しかけると、
「はい、まだ新卒なもんですから・・」
との返事。
「なぬー!新卒!?・・」
俄然私の好奇心に火がつきます。
「え、新卒なの?新卒って専門学校とか?」
さすがに高校を出たばかりとは思わなかったのですが、見た目もう少し行ったとしても専門学校か短大あたりかな、と思ったのです。
彼女の返事は
「いえ、今年大学を卒業しました。」
私は思わず
「へぇーっ!乗ったお客さん、みなさんいろいろ聞いてくるでしょう?私も今好奇心の塊みたいになってるよ。」
と、正直な気持ちを伝えました。
「で、どうしてタクシーの運転手になろうと思ったの?」
直球の質問をぶつけてみる。
「初めは普通に就職しようと思っていたんですが、就活でいろいろ調べていたらなんか面白そうだったので、それまでの路線を変更して応募したんです。」
との返事。
ホホウ、それは大変興味深い話であります。
そこで
「どう面白そうだったの?」
とさらに聞いてみました。
ここからの彼女の説明が実に面白く今回私が最も興味をひかされたポイントでありました。
街を走りながらいろいろ聞きました。
つづく