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コラム
現代ビジネスの難しさについて考える―困難な中でも事業を組み立てていくヒント―Ⅲ
2017年10月10日
地方においても人材の確保をするためにはどうすればいいのか・・・・
私は、その前提としてまず地方の経営者に割り切ってもらいたいと思っています。
それは「自分は、できるだけ本業に資源を投入する。」と割り切ってもらいたいのです。
本業に資源を投入するためには、その仕事に従事する社員に対して、ある程度魅力的な給与水準を設定しなければなりません。
しかし、もちろん中小企業の場合、その資金が潤沢にある訳ではありません。
「それができれば苦労はしないよ。」
という経営者の声が聞こえてきそうです。
ここは何か有効な策はないものか考えてみたいところです。
そこで一つの提案として、本業以外の部門を、できるだけ経費のかかる状態から切り離して合理化することを考えていただきたいのです。
例えば、経理部門、総務部門のアウトソーシング化です。
経理部門、総務部門も人を抱えるとなると、ある程度のコストがかかります。
現代ではパートにしてもアルバイトにしても一定の労働時間をちょっと超えただけで、社会保障の負担が義務付けられています。
小規模事業者にとって、福利厚生コストの増加は馬鹿になりません。
かといって、経理部門や総務的な仕事なしでは会社は回らないことも事実です。
特に現代の経営においては、会計データは会社経営のかじ取りを判断するための指標として他の判断基準と一体化させなければなりません。
その仕組みを持たなければ、現代の戦略的経営を続けていくことは難しいのです。
つづく
【お知らせ】
海江田事務所は不便な立地(かなり田舎なもので・・)
にもかかわらず(むしろそのために)極めて眺望の良い
研究施設みたいなオフィスです。
とても感じの良い女性スタッフ(?)が淹れたてのコーヒーで
おもてなしいたします。
是非、一度遊びに来てください。
税務に限らず、経営全般のごご相談に応じます。
5年後の我が社が「見える化」できてすごくよかった、
というノウハウもありますよ。
皆様のお役立てることを心掛けています。
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