突破できるのか、業界の常識というハードル―業界の常識は世間の非常識??―Ⅱ
「先端」であることの努力を営々と続けてきたのが先端事務所。
したがって、後発でその「先端」を真似しても、ようやく自分のものにした頃にはすでに「先端」ではなくなっている可能性が高いことになります。
世の中は、既に次の「先端」に進んでいると思った方がいいのです。
そう考えると「先端」というのは自ら獲得する以外に道はありません。
他の事務所が獲得した「先端」は既にワンクッション入ってしまっている、と考えるべきです。
他者のバイアスのかかった「先端」など、先述したようにその本質を考えれば参考になるはずがないのです。
さて、だとすれば、世の中その最も最前線の「先端」はどこにあるのでしょうか?
おそらくそれは、顧客の中にしかないだろうと思うのです。
それでは、顧客の中にある「先端」は何でしょうか?
それはおそらく鈴木会長が言われるように『顧客の変化』でしょう。
顧客がどう変化して何を望んでいるか、という現象の中以外に「先端」などありはしないのです。
また、「仮説と検証」ということもビジネスを進める上での切り口として、これまでも繰り返し主張されてきたことです。
かつては、計画→実行→反省(過去にウェイト、動きが遅い)
現在では、仮説→試行→検証(未来にウェイト、動きが早い)
現代経営においては、計画、反省・・ではスピード感に欠けます。
仮説、検証で素早いトライアル&エラーを繰り返さなければならないのです。
つづく
【お知らせ】
海江田事務所は不便な立地(かなり田舎なもので・・)
にもかかわらず(むしろそのために)極めて眺望の良い
研究施設みたいなオフィスです。
とても感じの良い女性スタッフ(?)が淹れたてのコーヒーで
おもてなしいたします。
是非、一度遊びに来てください。
税務に限らず、経営全般のごご相談に応じます。
5年後の我が社が「見える化」できてすごくよかった、
というノウハウもありますよ。
皆様のお役立てることを心掛けています。