販売促進について考える―まだまだ手薄な地方企業における販売促進戦略事情―Ⅵ(おしまい)
販売促進は原則として、自分(あるいは我が社)と自分の顧客とはどうあるべきか、というところから出発するために、以下のようなことを考えていかなければなりません。
我が社の商品や製品は顧客へどう届いているのか、あるいはうまく届いていないとしたらそれは何故なのか、どうしたらもっとうまく届くのか、といったことを考えなければならないのです。
これは言うまでもなくマーケティングの基本でもあります。
その答えを検討する過程で、独自の販売促進のあり方が見えてくるといってもいいでしょう。
したがってその概念は広く、例えば広告宣伝といった相当大きな分野もこの一部として位置づけられるのです。
販売促進の範疇に入るものとして、列挙していけば次のようなアイテムが考えられます。
これでもまだそのほんの一部と言っていいでしょう。
・スーパーのチラシなどはその代表
・会社や店舗のパンフレット、
・メッセージやシンボルマークを刷り込んだ名詞、
・ロゴの入った制服や社用車等は販促用のツール
・顧客の会員組織化、
・割引券の発行、
・売り出しのイベント実施などは販促企画といえるでしょう。
このように、売上を上げるために考えられるあらゆるものや仕掛を販売促進と呼ぶので、その範囲は非常に広いものになるのです。
私の事務所のパンフレットの一部です。
つづく
【お知らせ】
海江田事務所は不便な立地(かなり田舎なもので・・)
にもかかわらず(むしろそのために)極めて眺望の良い
研究施設みたいなオフィスです。
とても感じの良い女性スタッフ(?)が淹れたてのコーヒーで
おもてなしいたします。
是非、一度遊びに来てください。
税務に限らず、経営全般のごご相談に応じます。
5年後の我が社が「見える化」できてすごくよかった、
というノウハウもありますよ。
皆様のお役立てることを心掛けています。