「わしも族」と「わしと族」について考える―「ぬれ落ち葉」にならないための処世術―Ⅴ

女性は、場合によっては、新しいお友達、趣味嗜好の世界、ショッピングに子供や孫たちとの良好な交流、といった数々のアイテム。
新しい人生に与えられたこれらをすべて楽しくこなすかも知れません。
女性は実に柔軟なのです。

しかし、逆はどうでしょうか。
男の場合、経済的には何とかなっても、スーパーでの買い物のやり方ひとつ知らなかったら悲惨と言わざるを得ません。

「金で解決してやるわい！」と息巻いてみても、身の回りのかなり細かいところまですべてお金に置き換えることは難しいという現実はちょっと考えればわかることです。
実際、私が見てきたところでは、金があっても性格に相当問題があって、家族にスポイルされた男性の末路は大体あわれなもののようです。

生活というのは、家族という無償の支えが身近にいてくれるか、そうでなければどうしたって自分で何とかしなければならないものなのです。
それでも最後は例外なく誰かの世話にならなければなりません。

そう考えてきますと、まだ元気なうちに「わしも族」から「わしと族」へと昇格しておくのは結構大切なポイントのような気がしてきます。
これはその後の人生を考えると、年配男性の必須要件であります。
他人事ではなく、日々、自分に言い聞かせている教訓なのです。

おしまい



【お知らせ】
海江田事務所は不便な立地（かなり田舎なもので・・）
にもかかわらず（むしろそのために）極めて眺望の良い
研究施設みたいなオフィスです。
とても感じの良い女性スタッフ（？）が淹れたてのコーヒーで
おもてなしいたします。
是非、一度遊びに来てください。
税務に限らず、経営全般のごご相談に応じます。
５年後の我が社が「見える化」できてすごくよかった、
というノウハウもありますよ。
皆様のお役立てることを心掛けています。