若者から見た「ズレ」への共感について―現代日本の様々な矛盾点を考えてみる―Ⅶ
昭和と平成をまたいでいるといっても、次女とその子たちの年齢はいくらも違いません。
私は、
「へェ―、お前の年齢でもそんなこと感じるの?」
と、不思議に思いました。
とはいえ、昭和生まれの長女と次女は以前から平成生まれの長男、つまり弟のことを
「やっぱ、平成生まれはどっか違うわ。なんだかんだ言っても、結局おゆとり様よねー。」
と言ってはいましたが。
さて、その次女が会社で遭遇した平成生まれである後輩の女の子の話です。
次女の話によれば、一緒にお昼を食べとき、その日の定食かなんかが結構がっつりの量だったので、次女が食後に
「ああ、今日は食った食った。」
と、お腹をポンポンと叩いたそうなのです。
で、そのときは何ということはなかったそうです。
その日の夕方、帰り支度のロッカー室でお昼ご飯の話になりました。
そうすると件(くだん)の後輩が
「そういえば先輩、お昼食べた後、お腹をこうやってポンポンって叩きましたよね。あれって可笑しい、キャハハ。」
その後輩は「ポンポン、キャハハ」をジェスチャー入りで何回か繰り返し、その度にキャハキャハ笑ったというのです。
次女は、何がそんなに可笑しいのか、どうリアクションしていいのか、訳が分からずに固まってしまったと言っていました。
後日、私たち家族にその話をするとき、次女は何回も
「ポンポン、キャハハ、だよ。訳わかんないと思わない?」
とお腹を叩きながら、目をまんまるく見開いて私たちに訊ねました。
そうだなあー、確かに訳わからんわい。
ポンポンキャハハにしても、ダイヤルグルグルワハハにしても・・。
時代と笑い、俺の新しいテーマだな、とつくづく思ったものでした。
おしまい
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