- お電話での
お問い合わせ - 099-472-0620
コラム
義理人情の世界と現代経営―ウエットなしがらみをいかに断ち切るかは大きな課題―Ⅴ(おしまい)
2017年6月14日
まあ、私のプライベートなことなどどうでもいいのです。
繰り返しになりますが、仕事はあくまでもクールであるべきだ、と思います。
できれば、他の若手経営者もそういうマインドであって欲しいのです。
さて、そういう中で義理人情派から見たとき、仕事の中で最もクールに見える代表格が「マーケティング」なのではないか、と思っています。
マーケティングというのは、客観的に自らの事業を分析診断し、市場に受け入れられるためにどのような手を打っていくべきかを冷静に判断するための考え方、方法論だからです。
ここには、義理も人情もありません。
あるのは、システマチックな科学的分析と、有効な手を打てるかという判断力と、それを実践する実行力だけになります。
こういう考え方や方法論に馴染まない人が一定程度いることは理解できます。
それまで、彼らが築いてきた価値観とマーケティング的アプローチはあまりに異なるからです。
しかし、これまで田舎のビジネスは、あまりに義理人情的なものに引っ張られ過ぎていたのではないか、と私は考えています。
別に目の敵にする訳ではありませんが、会社内部のことにしろ外に向かっての話にしろ、そんな価値観で現代のビジネス世界はもはや御しきれるものでないことは確かです。
若手経営者達を見ていて、今後如何にクールにビジネスを組み立てられるのかが、彼らの事業の浮沈を握っているように思います。
そのためには私はいくらでも応援を惜しまないつもりです。
マーケティングについてわかりやすく書いた私の著書です。
おしまい
関連するコラム
- 常識破りの功罪Ⅰ 2016-11-18
- 義理人情の世界と現代経営―ウエットなしがらみをいかに断ち切るかは大きな課題―Ⅲ 2017-06-12
- 目線を変えよう―考えかたと視点を変えなければなにも変わらないよ―Ⅰ 2017-03-29
- 常識破りの功罪Ⅱ 2016-11-20
- 常識破りの功罪Ⅳ(おしまい) 2016-11-30
コラムのテーマ一覧
- どーでもいいけど面白かったエピソード
- 「情報発信(アウトプット)」戦略について
- 「情報発信(アウトプット)」戦略について
- どーでもいい話
- 危機管理について
- 専門性について考える
- 地方再生と地域活性化について考える
- ビジネスモデルについて考える
- 事業承継、後継者問題
- 新しい技術、時代について考える
- 業界について考える
- 歴史について考える
- 世代による考え方、行動の違いを考察する
- リーダーシップについて考える
- 日本の文化について考える
- 自分を振り返る
- 経営について考える
- 販売促進戦略
- 経営計画を考える
- コンサルティングについて考える
- 専門性を考える
- 新規事業(起業も含む)について考える
- ファッションについて考える
- 経済問題
- 人生を考える
- 社会問題
- 中小企業経営を考える
- 経営助言
- 経営革新支援
- マーケティング
カテゴリから記事を探す
海江田博士プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。