- お電話での
お問い合わせ - 099-472-0620
コラム
若き経営者は時代に合った独自性(オリジナリティー)を持てるのか―良い子と悪い子に分かれる後継者―
2017年2月25日
しかしながら、私は断言したいのです。
「悪いこと」に対する風向きはやがて確実に変わります。
世間が「悪い子」に追いついてくるのです。
そうなれば誰も文句を言わなくなります。
それまでの我慢ですが、なかなかつらいことに違いはありません。
後継者として、地方の中小企業を支えるというのは今の日本にとって極めて重要なポジションといえるでしょう。
そんな立場にありながら、新しいことにチャレンジしようとすると「悪い子」の烙印を押される、というのはなんとも皮肉な話ではありませんか。
ここまでに「悪い子」とか「悪さ」とか「悪いこと」とか、「悪」という言葉を散々使ってきました。
言うまでもなく「悪」という言葉に対しては、通常ネガティブな印象しか人は抱かないものです。
蛇足とは思いますが、「悪」について説明すれば以下のようになります。
「悪い子」とは、
「これまでの商慣習や考え方にとらわれず、新しい手法や切り口にチャレンジする、あえて言えば親に逆らう後継者」
のことをいいます。
ここで使った「悪さ」や「悪いこと」というのは、いうまでもありませんが、その「悪い子」がチャレンジする新しい切り口の新しい取り組みのことを指します。
先述したように、細かいことは抜きにして言います。
極めてシンプルに申し上げるが、
「後継者よ、悪い子たれ!でなければ、日本の中小企業の未来はない。」
と。
おしまい
関連するコラム
- 義理人情の世界と現代経営―ウエットなしがらみをいかに断ち切るかは大きな課題―Ⅲ 2017-06-12
- 目線を変えよう―考えかたと視点を変えなければなにも変わらないよ―Ⅰ 2017-03-29
- 常識破りの功罪Ⅰ 2016-11-18
- 常識破りの功罪Ⅲ 2016-11-21
- 常識破りの功罪Ⅱ 2016-11-20
コラムのテーマ一覧
- どーでもいいけど面白かったエピソード
- 「情報発信(アウトプット)」戦略について
- 「情報発信(アウトプット)」戦略について
- どーでもいい話
- 危機管理について
- 専門性について考える
- 地方再生と地域活性化について考える
- ビジネスモデルについて考える
- 事業承継、後継者問題
- 新しい技術、時代について考える
- 業界について考える
- 歴史について考える
- 世代による考え方、行動の違いを考察する
- リーダーシップについて考える
- 日本の文化について考える
- 自分を振り返る
- 経営について考える
- 販売促進戦略
- 経営計画を考える
- コンサルティングについて考える
- 専門性を考える
- 新規事業(起業も含む)について考える
- ファッションについて考える
- 経済問題
- 人生を考える
- 社会問題
- 中小企業経営を考える
- 経営助言
- 経営革新支援
- マーケティング
カテゴリから記事を探す
海江田博士プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。