私の仕事史「マイ チャレジング デイズ」―バブルを横目に、かくもエキサイティングな日々―Ⅰ
以前、様々な「判断基準」についてここで書かせてもらいました。
このテーマを、私のケースなどをご紹介しながら、もう少し具体的に掘り下げてみたいと思います。
私達は、ものごとを判断するとき様々な「基準」を用います。
代表的なものに、正しいことか悪いことか(正悪)、正解か間違っているか(正誤)、損か得か(損得)、好きか嫌いか(好悪)、美しいか醜いか(美醜)などがあります。
さて、この中で、極めて主観的な判断基準である「好き嫌い」でものごとを進めたらどうなるのでしょうか?
特に仕事を「好き」というだけで進めたらどうなる?というテーマについて考えてみたいと思います。
嫌いなことはやらない、好きなことだけ続けていく、という姿勢でビジネスに向き合ったら一体どうなるのでしょうか?
私は、嫌いなことにはあまり真剣に向き合わず、比較的好きなことだけに取り組み続けてきました。
私が嫌いなこと、というのはいくらでもありますが、同じことの繰り返し・・・例えば決まりきった事務手続きなどというのはかなり苦手な方です。
税理士の場合「コツコツと事務的な作業を続ける」というのがそもそものイメージかと思いますので、その点ではミスマッチもいいところです。
「大丈夫かよ。」と、不安を覚えるお客さんがいるかも知れませんが、そのことに関しては組織作りの中でちゃんと対応できるようにしてありますのでご安心下さい。
つづく