○○離れ(ばなれ)について考えてみる―欲しがらない若者たち・・・大丈夫か?―Ⅱ
ちなみに
「この予想によれば、所長の税理士である私を含めて、我が会計事務所は丸ごと消滅してしまうということになる・・」
と先述しましたが、私自身は全くそう思っていません。
この予想がその通りになるとすれば、頭に「今の仕事の中身ややり方を変えなければ・・」という接頭詞がつくと思います。
会計事務所の場合、対応の間口を広く取り、顧客の様々なニーズに応えていくという姿勢を持てば、むしろ仕事は増えていくでしょう。
つまり、なんにしてもこちら側の対応や姿勢を変えなければジリ貧になっていくだけのことなのです。
現代経営に関するこの変化の激しさは、そのスピードと振幅があまりに大きいので対応する方はたまったもんではない、と悲鳴を上げたくなります。
常に「変化対応」を心掛けていなければならないために、しんどいことこの上ないのは確かです。
しかし、それが現代の経営というものなのです。
そこのところを拒否すれば世の中に置いていかれるだけのことです。
経営者の仕事は、仕事そのものが
「常に先を読んで、変化に対応していくこと。」
と腹をくくってしまえば少しは気が楽でしょうか。
いやそうでもないかな(笑)・・・・・