変革と向き合うということⅠ
企業が既に持っている商品のトップセールスについては
「結局、どんな業種であっても、社長がトップ営業をすることで世界が広がり、業績は上がる。多くの会社の業績が悪いのは、社長が営業しないから。自社の商品を誰かが代わりに売ってくれると思ったら大間違いです。社長は、自社製品を売る人は自分しかいないと肝に銘じることです。」
と、言いきっています。これはその通りだと思います。
私の事務所も様々なサービス商品を持っていますが、結局私が動かなければ売れるものではありません。この指摘を読んで「もっと動かなければ。」と反省しているところです。
また、新しい商品の開発についても
「社員にとって自社の取扱商品以外のことについて聞かれるのはめんどくさいことですが、社長にとっては新商品や新規事業のヒントをもたらす情報となる。社員にとっては嫌なことが、社長にとってはメシの種。同じ話を聞いていても、受けとめる感度が違う。」
と、述べておられます。これも全くその通りだと思います。
私が、お客さんのところをちょっと回っただけで様々なビジネスのヒントをいただきます。しかし、そう言った気付きが職員の中からあがってくることは滅多にありません。つまりこれは立場の違いという構造上の問題なのです。
で、これらの指摘を行なった結果として「どんな会社であっても、社長が営業に出ることでプラスにこそなれ、悪く転ぶことは絶対にあり得ません。」と、断言しています。私もこれは全くその通りと思います。
2代目経営者もどんどん動いてみてください。
未知との出会いにしか新しいビジネスの世界は見いだせないのです。