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運動優位タイプに向いている学習法とは?

岸井謙児

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テーマ:発達障害を考える

さてタイプ別教育について最終回は、運動タイプについて

運動タイプ

もしあなたが運動優位タイプなら
・考える時間、計画を立てる時間を与えられると良い
・コンピューター等に自分の学習を記録すると良い
・実用的な作業(学習)にかかわるのが良い
・自分の作業(学習)空間は自分で作るのが適している
・自分の作業(学習)を見てもらい、修正や校正の助けを受けると良い
・締め切りのない作業(学習)が適している
・考えているときは動きまわれるのが良い
・自分でなんでもやってみるのが向いている
・勉強中は休憩が頻繁に必要
・1人で読んだり作業(学習)する課題が向いている 
などなど
うん、運動優位タイプも捨てがたいですね。特に「締め切りのない学習が適している」とか「勉強中は休息が頻繁に必要」などは小学校の低学年など子どもには向いているかも。

さて、色々タイプ分けをしたり、それにあった学習法なんかをまとめてみましたが、最後に私の考えを。
以前別のところで同じようなタイプ分けテストをやってみたことがあるのですが。その結果、はっきりとタイプ分けできるものではなく、どちらかというと視覚タイプだが聴覚タイプ的なところもある、というように出たことがあります。中にははっきりと「自分はこのタイプ!」という人もいるのでしょうけど、多くの人はその中間かいくつかの傾向が重なっているのでは?

そう考えると、やはり自分の個性に合わせて、自分がやりやすい方法で物事に取り組むのが一番では?と思ったことがありました。ですから、みなさんもあんまりこのシリーズのタイプ分けや学習方法にこだわらなくても良いかも知れません。
ま、一つの例として考えてみて下さいね。


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岸井謙児(臨床心理士)

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カウンセリング暦35年。子供から大人まで、うつ・対人関係の悩み・発達障害・不適応・ひきこもりに関わる問題に丁寧に、かつ誠実に対応します。また全国から電話・スカイプなどでも相談を多数受け付けています。

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