ADHDのライフハック<17>目からうろこ!全社員が発達障害者のオフィスがスゴイ!
さて、昨日に引き続き、「ADD/ADHDって何のこと?」という質問への説明を簡単にまとめていきます。
(今回から読まれる方は昨日の私のコラムを参考にしてくださいね。)
ADHDの診断基準の中で「不注意」について取り上げます。
いわゆる不注意とは、単におっちょこちょいだとか言うことではありません。
次のような症状を言います。
1)細部を見逃したり、作業が不正確であるような、綿密な注意が難しかったり、間違いが多い
2)会話や長時間の読書などに集中が続かない
3)直接話しかけられても、聞いていないように見えたり、ぼーっと何か他のことを考えているように見える
4)課題を初めても指示に従えなかったり、すぐに脱線してやり遂げることができない
5)作業の段取りや手順を考えることが苦手で、取り組めなかったり締め切りを守れなかったりする
6)集中力や持続力などの努力を要する課題を嫌がったり、避けたりする
7)忘れ物が大変多い
8)すぐに気が散って何かに気を取られてしまう
9)頼まれごとや約束、お金の支払い等を忘れてしまうことが多い
簡単に具体例をあげましたが、これらの症状が6つ以上当てはまる時、
「不注意」の基準に当てはまります。
誰でもいくつかの項目は当てはまると思いますが、
あなたはどうでしたか?