「空気を読む」「暗黙の了解」という語句は彼の辞書にはない!漫画『湯神くんには友達がいない』!
以前、カサンドラ症候群と呼ばれる状態について簡単に説明しましたが、
今回取り上げるのは、野波ツナさんのドキュメンタリー漫画「旦那さんはアスペルガー 奥さんはカサンドラ」
これまではアスペルガーと診断された旦那さんのことについていろいろと描かれていたシリーズでしたが、
今回は奥さん(つまりツナさん)自身のことについて描かれています。
前半はカサンドラ症候群と呼ばれるような状態に陥り、抑うつ状態とその本当に気持ちを周囲にわかってもらえない絶望に襲われたツナさんの様子。
そして長い間苦しみながらも、ようやく何か光が差し始め
「もつれた毛糸」が少しづつゆるんで、ほぐれていき、
やっとその中に、傷つきはしたものの、旦那さんに対する愛情を再び発見した
ツナさんの心境が描かれています。
もし同じような状態に苦しまれている家族がいらっしゃるとしたら
もしかしたら何かの参考になるかもしれません。
もちろん人や状況はそれぞれ違うので、参考にならないかも知れませんが
興味を持たれたら一度本屋で手にとってみられてはいかがでしょうか。